[2011] 全米オープンゴルフ 決勝ラウンド

マキロイ、他を全く寄せ付けない強さでした

メジャー初制覇おめでとう

3日目が終わって、2位と8打差をつけてのトップということで、圧倒的に有利な立場でしたが、何せマスターズのことがあるので、どうかなと思って見ていましたが、マキロイは、マスターズのあの経験を、いい方向に生かしていましたね。

優勝を完全に引き寄せた、10番ショートホールのティーショットなんか、本当に凄かったなぁ

Y.E.ヤンにじわじわプレッシャーをかけられ始めると、9番でバーディーパットを嫌な感じでショートしてしまい、不穏な空気が漂いました。

さらに、10番でヤンが先に素晴らしいティーショットで、プレッシャーをかけてきたので、これは、いよいよマキロイも硬くなるかなと思いましたが、そこで、ヤンより近い距離につける見事なティーショット

あのショットを見た瞬間、余りの凄さと、ミスショットするかもなんて思っていた自分の恥ずかしさで、呆れて笑っちゃいましたよ

あのショットも含めて、今大会のマキロイには、技術の凄さはもちろんですが、精神的な強さもすごく感じました

マスターズの大きな失敗を、プラスにもっていったということに、本当に感心します。

2位に8打差をつけての史上最小ストロークでの完全優勝、本当に凄かったです

そして、石川遼君ですが、最終日に68と、今大会初めて60台のスコアで回り、去年を上回る30位タイという成績で大会を終えました。

3日目はスコアを落としてしまいましたが、最終日、いい形で終ることが出来て良かったですね

今季ここまで不調でしたが、遼君には、これをいいきっかけにして、調子を戻して欲しいと思います

ということで、今年の全米オープンは、優勝争いは盛り上がりませんでしたが、マキロイのプレーを見ているだけで楽しかったです

今後、マキロイがどんなプレーヤーになっていくのか楽しみだなぁ

[上位＆日本選手の最終成績]

優勝 ローリー・マキロイ (-16)

2位 ジェイソン・デイ (-8)
3位T ケビン・チャッペル (-6)
3位T ロバート・ガリガス
3位T リー・ウェストウッド
3位T Y・E・ヤン
7位T ピーター・ハンソン (-5)
7位T セルヒオ・ガルシア
9位T チャール・シュワルツェル (-4)
9位T ルイ・ウーストヘイゼン

30位T 石川遼 (+2)

68位T 久保谷健一 (+13)

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